「目をつむる写真展/京都 2022 ~境界を超えて~」に向けて

「目をつむる写真展」は、年齢、性別、国籍、障害の有無を超えた多様な人たちが共に目をつむることで、人との関わりを見つめ直すきっかけになったり、見えない「つながり」を感じたり、新たな「つながり」が生まれることを目的とし、これまで京都市と静岡市で計4回開催し、共に目をつむった人たちは2000人を超えました。
第5回は「境界を超えて」をテーマとし、撮影を通して「属性」「障害の有無」「撮る・撮られる」…… 様々な境界を超えたつながりを作ります。わたしたちは、知らず知らずのうちに様々な境界線を引いています。そして、その境界線は時に分断を生み出すこともあるでしょう。いま新型コロナウイルス禍によって、人と人との関わり方が希薄になり、孤独感や不安感が増幅し、その分断は更に大きくなったように感じます。そのような今だからこそ、様々な境界線を少し越えてみて、多様な人との見えないつながり、あるいは地続きなつながりを感じる機会になれば幸いです。

開催概要:第5回 目をつむる写真展 ~境界を超えて~
会期:2022年4月12日(火)~4月23日(土)  *京都国際写真祭サテライトイベント「KG+」
会場:ギャラリー16(京都市東山区三条通北裏白川筋西入ル石泉院町394 戸川ビル3F)

『目をつむる“ミニ”スタジオ』実施団体募集!

『目をつむるスタジオ』は、参加者がカメラマンになり、モデルになって、お互いに「目をつむる写真」を“撮り合いっこ”するフォトスタジオです。ここでは、撮る側・撮られる側といった一方向の関係ではなく、境界のない関わりを大切にしています。
今回は新型コロナウィルス感染症予防のため、より簡易な『目をつむる“ミニ”スタジオ』を実施します。これは、コンパクトデジタルカメラや三脚、撮影マニュアルなどを約20㎝四方の小さなボックスに入れ、職場、自宅、屋外など、いつでもどこでも簡単に撮影することができます。撮影はリモートリレーズ(離れたところからシャッターを切るボタン)やセルフタイマーで撮影するなど、障害の有無や年齢を問わず、誰でも簡単に撮影することができます。“撮り合いっこ”だけでなく、ご自身で自撮りすることも可能です。この 『目をつむる“ミニ”スタジオ 』は、様々な人たちにバトンタッチしていき、数珠つなぎに撮影していきます。
つきましては『目をつむる“ミニ”スタジオ』 を実施していただける団体を募集します。私たちと一緒に撮影しても、みなさまだけで撮影していただいても、どちらでも構いません。皆さまのご参加をお待ちしています!

■京都府内、滋賀県内に所在地がある団体に限ります。なお、個人の方でも遠慮なくご相談ください。
■撮影機材はお貸しします。

■参加費無料

申し込み方法

団体名、住所、電話番号をご記入の上、お問い合わせフォームからご連絡ください。

募集要項

本企画に応募された時点で、下記規約について承諾されたものとします。
・展示作品はすべてモノクロにし、必要に応じてトリミングや色調補正などの加工をおこなうこととします。
・18歳未満の方は保護者の同意を得た上でご参加してください。
・撮影する際には、第三者の肖像権、著作権その他の権利を侵害することのないようにしてください。万が一、第三者と紛争が生じた際は、応募者自身の責任と費用負担によって解決していただきます。
・基準に満たない写真は使用しない場合があります。
・撮影した写真の利用に関する権利は、一般社団法人ヴァリアスコネクションズに帰属します。写真は展覧会のほか、本展覧会の広報活動として、冊子、チラシ、ポスターなどの印刷物、 新聞、雑誌、テレビ、ホームページ、SNSなどで使用することがあります。
・ご応募頂いた個人情報は、個人情報の保護に関する法律に従い、適切に管理し、氏名や住所など個人を特定する情報は公表しません。