目をつむる写真展」は、子どもの無防備な寝顔に心が揺さぶられたことをきっかけに撮影を開始し、2015年から京都・静岡・滋賀にてこれまで計5回開催しました。そして、 共に目をつむった人たちは、年齢・性別・国籍・障害の有無を超え、約3000名にのぼります。
目をつむると、普段見られない表情が浮かび上がります。その表情から、その人の新たな一面に気づくことができるでしょう。また、 目をつむることは寛容を表すメタファーであり、さらに祈りにも通じます。
本展が、目をつむることに思いを巡らせ、見えるものと見えないものを見つめ直す機会になることを願います。
2025.1
一般社団法人ヴァリアスコネクションズ
理事長 成実 憲一