山口慧太郎さんが、「きょうと障害者文化芸術推進機構」が企画する「Co-pic」展に出展します。


山口慧太郎にとってレンズは外の世界を見るための窓ではなく、シャッターを押す時に左手をかけるためのちょうどよい突起物である。井口直人は2色に設定したコピー機で、自身の顔を複写する衝撃的な行為を20年あまり続けている。思い出のある写真が朽ちた古写真のように変化するのは、杉浦篤が深く愛でるように触れるから。幼少の頃からカメラを手にして日常を切り取ってきた中田啓瑛は、日々自身のファッションを記録している。米田祐二の写真は日々の暮らしの中での視点を映し出すが、撮影からはじまる一連の工程が他者とのコミュニケーションの重要な手段となっている。
本展ではart space co-jin+picture=「Co-pic」と題し、上記5名の営為の中から、写真を通して生じた独自で多彩な世界を紹介する。そこでは「表現」や「作品」といった枠組みでは捉えきれない景色が広がる。

art space co-jin「Co-pic」ウェブサイト

https://co-jin.jp/exhibition/4511/

日程

2024年4月12日(金)–6月23日(日)
月曜休廊
10:00-18:00

会場

art space co-jin

アクセス

出展作家

井口直人
杉浦篤
中田啓瑛
山口慧太郎
米田祐二

料金

無料

主催

きょうと障害者文化芸術推進機構 art space co-jin

協力

社会福祉法人 さふらん会 さふらん生活園、社会福祉法人 みぬま福祉会 工房集、一般社団法人 ヴァリアスコネクションズ ツナガリの福祉所